「腐敗は必ず共産党を崩壊させる」=胡錦濤・総書記

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余靜 / 2008年3月1日

胡錦濤・総書記は1月15日、中国共産党第十七回中紀委第2次会議で、35分の発言の中で「腐敗は必ず共産党を崩壊させる」と再び警告したという。香港誌「争鳴月刊」の羅氷記者が明らかにした。

胡総書記、再び強く警告

 「争鳴月刊」によると、胡総書記は、「与党が背負っている腐敗という荷物はますます重くなっている。民心を反映する指標は2つあり、1つは、経済成長を 遂げ、人民は政治および自由を享有する権利が向上した。もう1つは、各級党組織、政府に対する民衆の満足度は、危機の臨界点に達するほど下降した」と指摘 し、「腐敗状況は悪化しつつあることを認識し、腐敗は共産党の運命を断絶することを認識すべきだ」と強調したという。

歴史を振り返り、諸外国の政権を見習うべき

 胡総書記は前世紀60年代以降を振り返り、世界には異なる制度を持つ国家の政権更迭があった。歴史的原因および外国政治の干渉のほかに、主な要素は2つ に集中しているとした。①与党の腐敗・無能、人民の信頼を失い、人民に唾棄され、覆られた②社会問題続出、経済不振、広範囲にわたり人民が失望し、政権交 代が求められた。

 胡総書記は、歴史の経験に鑑み、与党の腐敗は必ず、①広範囲にわたる人民利益と対立する②政治執行の合法性を失う③社会に対する凝集力を失う④社会主義制度の礎石を揺るがす4つのことをもたらすと強調した。

腐敗違法事件が続出

 一方、中紀委書記の賀国強氏は同じ会議で、近年紀律に違反した事件が大幅に増加し、これらの事件は3つのことを示していると発表し、すなわち、①腐敗・ 権力乱用の勢いは猛烈であること②群衆が党および政府に対して少なからず希望を抱いていること③党および政府は極めて大きい圧力および挑戦を受けている非 常に危険な時期に直面していること。

2007年共産党、420万件あまりの腐敗告発

 会議では中央・省・市3級党政府機関において、2007年で計421万7450件の腐敗告発を受けたと発表し、4つに分類された事件数はそれぞれ、①公 金着服・収賄事件が307万8367件②生活紀律腐敗堕落事件が21万2430件③汚職・権利濫用事件が45万7436件④その他の腐敗・紀律を違反する 事件が46万9217件。

悪質な団体犯罪発生

 賀氏は、近年は与党機関において、団体の犯罪事件が特に目立つと強調し、次の6点に纏めた。①地区、部門を超え、密輸犯罪②結託による地元地区の政治、 団体および市場経済活動を操る③政府関係者と結託し、社会、エンタテイメント市場を操り、ギャンブル、ポルノ、麻薬売買等活動を行う④証券、金融部門を制 御し、架空情報を流し、巨額の経済利益を貪る⑤非合法的武装警察に類似するグループを組織し、政府部門や国有企業の名義で社会にて活動する⑥暴漢を雇い、 政治、経済利益関係の対抗相手に傷害を与える。

 昨年、党政、国有企業が暴漢を雇い傷害事件に発展した数が3144件も告発され、社会に与えたショックが大きかった。

 
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